子供の消費者問題事例について
子供であっても消費者問題が様々にあります。
その事例には、おもちゃで遊んでいた際にケガをしてしまった、
洋服や子供用のケア用品が肌に合わなかったというようなものがあり、
苦情として相談されています。
最近の事例にはインターネットに関係した消費者問題が
多発している傾向にあります。
現代においてはインターネットの利用が広がっており、
子供もスマートフォンやパソコンからインターネットを利用し、
様々なサイトにアクセスする機会が増えてきました。
そのような環境において、
子供がサイトの業者と契約を交わしてしまう
ということが多く行われるようになりました。
その事例には、サイト上でワンクリック登録をしてしまったら
個人情報が流れていた、
オークションサイトで料金を先払いしたが品物が届かない、
無料のゲームサイトに登録したはずなのに
請求書が届いたなどという、
悪徳商法に引っかかってしまうというような事例もあります。
オンラインゲームに夢中になってしまい、
ゲームに必要なアイテムなどは
簡単に課金して購入できるシステムになっているところが多くあるために、
何度も購入を繰り返してしまい、
その請求が高額になってしまったというような、
旺盛な好奇心により積極的な消費への欲求が
引き起こしてしまったという消費者問題の事例もあります。
どちらも深刻な消費者問題で、
スマートフォンやパソコンの操作は行えても、
悪徳商法については知られていなかったり、
楽しいことに夢中になってしまったために、
ゲーム以外のシステムをよく理解せずに操作を行ってしまう子供が多くいます。
消費者問題やトラブルが起こらないためには、
危険性についてなどの情報をきちんと説明し、
必要であれば見ることの出来るサイトを限定するような
フィルタリングを行うことや、
課金ができないようにあらかじめ設定しておくことです。
消費者問題やトラブルが行ってしまった場合には、
消費生活センターなどに相談しましょう。
